めいこうどっく設備
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操船シミュレータ
当社坂出営業所に設置している操船シミュレータ装置により、着離岸操船や狭水道航行などの教育訓練が可能となっています。
機器は実際の船橋と同様に、操舵機やレーダ、電子海図などで構成され、航行海域の景観や他船の状況は70インチの大型モニタ5台に投影されます。
着岸操船では、大阪港や神戸港などの岸壁に向かって適切なスピードでアプローチし、バウスラスタや錨を使用しながら、岸壁のビットに係留索を取って接岸できます。
また狭水道航行では、明石海峡や来島海峡などの航路で、大型船や漁船、プレジャーボートが輻輳する中を航行します。さらに強風や波浪、うねり、潮流などの外力や濃霧、降雨、夜間などの環境を変化させ、より厳しい、実際に近い状況でトレーニングすることも可能です。
この教育訓練プログラムは、日本海事協会(NK)によるISO9001の品質認証を受けており、安全運航や関係法規などの座学講義は、一般社団法人四国船舶職員養成協会から講師を招いて実施しています。
設置年月:2018年11月
メーカー:株式会社日本海洋科学
装置概要
ハードウェアシステム機器
主計算機 | 1台 |
映像用計算機 | 5台 |
レーダ用計算機 | 1台 |
教官用モニタ(22インチTFT) | 1台 |
自船部70インチ景観表示モニタ | 5台 |
スピーカー | 1式 |
プリンタ(A4カラーレーザ:操船記録印刷用) | 1台 |
ハードウェア航海計器
操船コンソール(テレグラフ、操舵輪、自動操舵、タッチモニタ) | 1式 |
レーダ用モニタ | 1台 |
電子海図表示装置(PSU) | 1台 |
ソフトウェア
自船モデル(499GT貨物船、デモ用高速船) | 1式 |
景観データ(備讃瀬戸、明石海峡、来島海峡、大阪港、神戸港、東京湾) | 1式 |
他船映像データ(同時100隻以上) | 1式 |